ては危険です。狙撃
ルターを探しに偵察車で前線近くの丘陵地にやってきていたが、その隊長が恐れも知らずに岩の
先まで届く魔法の銃弾
かりの冷たい拒絶は、ナイフのように
榴弾砲は確実に隊長を殺しに来ま
面に受け止めるエ
ターと共に同じ部隊で行動してきた彼女にとって、隊
部隊の勝利とは即ちウォルターの的確な指揮があってこそと信じ
があるから
やはりその不躾な物言いは腹立たしく、肩に掛けたライフルの銃床で殴りつけ
請が来ています。至急
事をすると、先ほどまで乗ってい
り込むと思いきや、ウォルターはふと何かに気が
んですか
をよそに、ウォルターはおもむろ
長本当に何を
ミリアは、突如自分の左腕に走った痛みに顔をしかめた。痛みのあった箇所を見
むか。……い
はありません。今の今まで気
銃弾はエミリアの細い腕にかすり傷を与えていたが、エミリア自身
は面白くないな。乗っ
隊長は早く指揮所に行ってください
無視するかのように車の運転席に乗
の方が俺には大
隊本部からの命令の方が優先度が高い
う! 全く
と試みるも、聞く耳を持たないウォルターに遂に根