歩いていくように、神愛(かみあ)は空を歩き出す。一歩を踏み出すごとに足
ている。巨大な都市を悠々と見渡せる高みに立ち、ビル群の屋上すら見下ろす空を闊歩(かっぽ)す
上げたのだ。空に浮かんでいてもな
つ)、メタトロン。石の彫刻のような白
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