。地面も空も、どっちが上下なのかも、それすら分からない。いや、そもそもこの場所にはそ
にはな
一つの例外
きた。自分が何者かも分からぬ不確定な意識だ。なぜ
然魂を歓迎す
は人々が住まう世界、|天下界(てんげかい)の案内を務
くりと震える。そんな意識を落ち着かせ
せてしまいましたね。です
てくる。不安はあったが、どうやら悪い人
分かるはずもない。ただ、次元をいくつも超越
。この世界には神が住まう|天(てん)上界(じょうかい)と、人々が住まう別の世界、|天(
は優しく声を掛けてくれるが
い)へと移動してもらいます。ですが、あなたが人として生まれ祝福されるその前に、選んで欲しいものがあるのです。いえ、怖がるようなもの
生まれる前
ことわり)と書くもの。それは果
立たされた時、あなたの信仰が道を示してくれるでしょう。これは親や環境に左右されることなく、自分の意思
まで関わってくるだろう。信仰に人生を左右されると言っても過言ではない。しかし、その大事なこ
案内をさせていただきます。|天上界(てんじょうかい)には|三柱(
るかもしれない、|神理(しん
まる前の、
想。皆は一人のために。一人は皆のために。誰もが相手を助け
(しんり)――|慈愛
体と精神を身に付けることにより、感じる苦痛を無くす思想。誰も
しんり)――|琢磨追求
苦痛を無くす思想。欲を捨て物事を達観すること
(しんり)――|無我
の|神理(しんり
なたに合った|神理(しんり)はどれでしょうか。どれ
に答えに迷うが、魂
へどうぞ。これから|天下界(てんげかい)へと降りていただ
いく感覚に襲われた。どこまで落ちていくのか分からないがそれは
ア! オ
げかい)にまた一つ、新た
っしゃいませ。あなた
の、始