あ、そういえば、さっきこの人は、「
らな
フィズは魔法の効力がな
肩が揺れるが、気
匠!? 魔法学
らない。七歳の誕生日に貰ったリアル虫の貯
ないよ
た。地団駄を踏むフィズ
ないの
んたも、乗せられてこんな山
する。だが、予想以上にしょんぼりしたレオーネの
の影響で強いものばかりに触れてきたからか
んな大型犬のような目で見つ
、フィズが顔をしかめると
てっきり魔法が使えるようになり
う
ずよろ
だけの被害者なんだよな。そう
したフィズに、レオ
他にやりたいこ
えっと
りたいことなんてい
ころか、むしろ
と話せる。だけど今、どうやら心配をしてくれているらしいこの人に話せるかというと、
くわけでもなかった。咄嗟に嘘を吐く
頭を撫でられた。顔を上げて、自分が
えても怒らないし
はなかったが、黙りっぱなしなのも悪
と、特
ん
のであろうか。優しいから逆らえない
しくされるとつっぱねることも、堂々
だらしたい
れない。居た堪
、レオーネは一瞬キョトンとした
ふ。そ、
想像していたフィズは、反対に
。清々しいね。
言で笑われているのは堪らなく恥ずかしかったが、不思議と嫌な気分ではなかっ
いたが、ようやっと笑いが治まると
ら、魔法を使えるようにな
え
ついた道具って、結
いうものがいかに稀少で、価値が高いのかは分かる。その上、魔法属性がついた道具は、魔
ていたが、それは今困っていないからだ。確かに、今
れに
がパチンと
成った。それから彼が指先を天に向けると、ト
が乗った。赤くてつやつやし
たので遠慮なくかじりつくと、ぷちっと音がして、中身が飛び出し
、レオーネは魔法でお茶を注ぎ、トマト
せながら、レオーネ
、こういうことが
りま
く掴んで
、何かを破壊したりする大味の攻撃魔法しか見たことがなかった
を勉強することも、学園に通うことも、すでに決定事項なので、ぐずら
ちょちょいと出来るよ
もなく難しいのだが、レオーネ
ーし、兄から逃れ、山奥で適当にだら
兄ちゃんが来ない場
の魔法を学ぶ人生が