だけは助け
けられてなお、敵国
求されることはよくある話だ。そうす
親族を見逃してくれと言ったその言
を咀嚼
あ。王には息子が
それならこの
は抵抗の意思は見せず真
の翡翠色の目はどこか私を見据え
を刎
抗は
に転げ落ちて、その体
ると、その双眸はぴった
、私を見
者達の目からはそんなこと
王は死してなお私を
持ち
る王の首も、そして見つめられ
瞭な事
べきなのか、
よう。今は、この王の首を以て戦争
そ
ら、私の感情な
させて、王の髪の
の瞬間に終
全員が、構えてい
声を、敵は
に何も思わ
が終わ
、それ
…
・アヴィアージュ。そ
りま
嚼しながら、なぜ管制室に呼
位置する一つの町がどちらの国に属するのか、町長の話にも耳を貸さずに始めた事。そもそもこちらの国の領土ではあったのだが
轄するに留めた。我が国の不行き届きが原因で始まった戦争だ、そのまま国を侵略して
ち兵士である私に細かい事情など知る由もないからだ。表面上というのも、果たして本当
の次第を説明しろと上官に言われて今に至る。敵国の王を討伐したのだ。それなのに、一体何の
秀な兵士だったが、このよう
である緑の制服を着て、きっと、本当にそうは思っていないのだろう。とりわけ
仰っている意味がよく
いだろう。もしかして、制圧はもっと徹底的に、ということだろうか。そういえば、王は死ぬ間際に妻と子は
一体何に対して物申したらよいのか。明確な主語がない上官
か。そうか、お
え、どうかご鞭
あることが、いまこの場に何か関係があるというのか。さきの戦争で私
かった。なのにお前は向
鹿にしたような
ことは非常に枷となる。罪ではないが
るようだ。あまり品が良いとは言えない、優越感の
敵の中には、ときに無力化で留めなければならない者もいるとは、まったく国の兵とはままならない。
いる彼の口振りを聞くに、その情報
になるので
…、そうだな、王都には
ことから、彼は優越感で支配したいがために焦らしているのだろ
振りから何らかの刑に処されるのだろうと思っていたため、肩透かしを
掛け合ってやらんでもないが? 幽霊な
はどこへ異動とな
の警備に就かされるのだろう。戦うことしか知らない私に
舐めたような顔だ。意味の分からない言葉を無視したことが、彼を苛つかせたのだ
何も考えず見つめていると、やがて彼は大きく息を吐いた。全身で溜息をつき、額に手を当てる。これはどういう意味での行動だろ
まら
はして
。本当につまらないのだろう。不服そうに私を睨みなが
ム村へ異動だ。
村、です
ろうが、名産はおろか景観すら知らなかった。そんな村が、ただの兵士である私をどう必要とするのだろう。盗賊か何かに襲われているというには国の動きとしては不可
戦うのです
う…
と見やりながら、さげす
としか頭
教わりませ
か、私にはよく分からないのでそれも無視することにしよう。彼の私へのリアクションは、考
賜ることになった。一応戦争
の称号
何かを守る役割を仰せつかった者。ある程度の地位が保証されている称号
その王を殺した私への対応。腫れ物として扱われるのに
なくてもよい、という
だまあ、お前はもうし
くなった私は、一体
。本当に気味の悪い奴だな。その白い髪然り、生
と相対する機会はなくなる。では、彼は覚えておく必要のない存在だと。そう思い至って、私を嘲笑う目の前の男が途端に