案内をしろと言われても何処に行くべきか分からなかった。まず、既に授業が始まっている教室へ
沙(みらさか りさ)って
ガナフ・
っちもシェオタル
る。頭の上のアホ毛が左右に揺れている。どう
が歩いてきた。クリャラフではなく、英
ト酷すぎだったぞー、
張り
俺はまた歩き出した。慌てた様子で彼女も後
が苦手
手じ
ないという顔をしていた。アホ
が嫌い
い…
英語ばっかりだ。極東だって少数
。極東人としてこの話は耳に痛いのだろう。だが彼女や
にするのと同じことだ。死にゆくものを見捨てて、助けなかったという罪
ご
ら何処に連れて
。アホ毛も萎びたように伏せている。やはり、
ず、図書館
入っている本は新しいものが多く、蔵書数も他のところと比べ
見回して、地味だとでも言
東語の本し
ス語の読本くらいなら何冊かあ
そうじゃない
ていた。本棚の間を通りながら、蔵書を眺めていく
手くいって
!?
まう。変に地面を受けた足は体重を受けて、体を回転させた。そのまま地面へと後ろに倒れて行く。視界に移る
を伝う。安定したところで我に戻って、地面にへたり
夫? 怪我
くる。クリャラフは驚いた様子で三良坂
前が支えてく
あそんな
なとこ
な表情になっていた。こちらに手を差し伸べてきた。髪の銀の部分
てる
無……い
ままならない状態で、俺はその場にまたへたり込んだ。クリャ
てみたら、全くしょうがない奴じゃ。三良坂、車
、は
を図書室において階段を降
が生徒たちで埋め尽くされるのだろう。そんな中を怪我
の単語帳英
いつの
っていたかばんから飛び出たのであろう。彼女は興味深そうにその単語帳をめくりながら眺めて
じゃないってことは…
て……ラテン
字……?何
たため息