(腐男子+弟)×兄 3P エロ多め(多分) R18のシーンには※印があります。 ・宇藤千世(うどう ちせ) 主人公 受け 大学一年生 十九歳 恥ずかしがり屋で人見知り 小柄 ・宇藤泰志(うどう たいし) 千世の弟 攻め 高校三年生 十七歳 スタイリスト志望 ・福津廉佳(ふくつ れんか) 宇藤兄弟の幼馴染み 大学三年生 腐男子 残念なイケメン BL漫画家志望
「「ぼーいずらぶ?」」
:宇藤(うどう):千世(ちせ)と、弟の:泰志(たいし)は揃って素っ頓狂な声を上げた。二人の目の前に居る人物――:福津(ふくつ):廉佳(れんか)に向かって。
「廉にぃ、どーゆーこと?」
弟がわざわざ手を挙げて尋ねる。千世もちょうど同じことを訊きたかったところだ。
「どーもこーもないさ。BL、つまりボーイズラブ。そのまんま男同士の恋愛ってこと」
「えっと……、僕たち『びーえる』のモデルになるためにここに呼ばれたんだよね……?」
ついさっき、廉佳から「二人でうちに来てくれないか?」と電話を受けたので飛んできたのだが、部屋に入った途端こんな会話が始まってしまって、脳での処理がまだ追いつかない。
「そ。やってくれないか?」
千世は頭を抱えた。:比喩(ひゆ)ではなく、本当に困り果てて、廉佳のベッドに座ったまま膝の上に肘をついて頭の重さを支える。
年子の千世と泰志は、隣の家に住む廉佳と幼い頃から仲良くしていた。彼は今大学三年生で、千世より二つ年上だ。そんな、幼馴染みであり頼れるお兄さんといった存在の廉佳の口から『ボーイズラブ』なる単語が飛び出してくるとは夢にも思っていなかった。
まさか廉佳が――千世の初恋の相手が、そういうものを描いているなんて。
「やっても良いけど、廉にぃが描いてる漫画見せてくんない?」
さっきからなぜか興味津々の泰志が身を乗り出す。
廉佳が昔からゲームや漫画、アニメといったコンテンツが好きなことや漫画を描いていることは知っていた。だが彼の描く漫画を見たい、と言っても「まだ下手だから」の一点張りでイラストすら見せてくれなかったのに、どういう風の吹き回しだろう。
ヒロイン【みくり】は、物心付く前から卓球漬けの英才教育を受けて育ち、中学二年生でオリンピック【卓球U-15】銀メダリストになった。 自覚は無いが、小柄で超可愛い顔立ち、卓球で鍛えられた身体はスレンダーで美しく見える。 中学三年になると、胸が急成長を開始‥‥更に成長期は終わっておらず、身長は伸びないが胸だけ成長していった。 そして、それは彼女をドン底に突き落とした。 胸が邪魔で卓球の未来が潰えたのだ。 それでも卓球特待生の誘いは多校あったが「オリンピックで上位を狙えなくなった以上、先に進めない」と断ってしまった。 またアイドル転向のスカウトもあったが「目立つのは好きじゃない」と断って、公立高校に通う事に。 市立日樫高校へと進学し、みくりは男子卓球部の女子マネ兼コーチとなって全国制覇を目指している努力の人。 一方、主人公の【真和】は、両親が卓球部上がりで恋愛結婚した環境に育つ。 しかし、反抗期だった彼は、両親が中学の部活に卓球を勧めてきたのを撥ね退け、趣味だった囲碁将棋部に入部した。 元々、運動音痴だったのだ。 身体の柔軟性は皆無‥‥前屈しても手は届かないし、ブリッジをすると台形になる。 足は速くもなく遅くもないが、持久走はビリッケツ。 握力は女子にすら負ける最低記録保持者で、反射神経も鈍い。 体育以外の全ての教科は、一切、宿題・予習・復習をせずとも、授業だけで平均点以上が取れる【努力とは無縁の天才肌】。 高校進学が決まって、声変わりも反抗期も終わり、親孝行の精神が芽生え、卓球部への入部を決意したのは良かったのだが‥‥。 ※この小説はフィクションであり、登場する人物や団体などは、現実とは異なります。 ※オリンピック種目としての【卓球U-15】も現実には存在しません。
ある夜、彼女は元彼にが麻酔をかけられ、ある謎の男に利用された。二人は淫乱で恍惚の一夜を過ごした。 復讐をするため、彼女はその男と結婚し、彼を利用した。 「私が生きている限り、彼の妻はこの私だ。あんたらは泥棒猫にすぎないわ」 彼が他の女性とのスキャンダルに巻き込まれたときでさえ、彼女の決心は揺らなかった。 結局、また彼に裏切られたと知ったとき、彼女は怒って立ち去った。ところが数年後、彼女がまた彼のもとに戻った。彼は驚いた。彼女から欲しいものを全て手に入れた彼が、何故まだ彼女を苦しめようとしているのか、彼女には理解できなかった。
僕の幼馴染みである春待青は、ちょっとおかしい。美少女だけど、他人の名前は覚えないし空気は読めないし、あとなんか手から氷を出したりする。笑いとシリアス、あやかしてんこ盛りのドタバタラブコメディー!