社会人2年目でエロゲーマーの絵美誠司。 ある日、いつものようにエロゲを起動してみると……?なんと、誠司の元へエロゲの中から少女である、「島崎ハルネ」がやってきて、ゲームは3ヶ月のメンテナンスへ! 突然始まった少女とゲーマーの二人暮し、どうなる?? 元二次元と三次元の日常ラブコメ(?) ただいま、作者のテスト期間のため休載中
−ジリリリッ、ジリリリッ−
「ん?ん……」
俺は鳴り止まない目覚ましどけいを手で探り止める。時計の針は午前10時ごろを指していた。
「ヤッベ!遅刻だ!」
俺は急いで支度を済ませ腕時計をはめる。その時、俺は重大な事実に気づく。
「今日土曜だわ。」
さっきまでの緊張が一瞬にして解け、糸の切られた操り人形のようにその場に寝転がった。 そんな俺の名前は絵見誠司という。去年から正社員として電機メーカーの人事を担当している。 趣味は表向きでは映画鑑賞。大学2年生辺りまで結構頻繁に見ていたので、嘘にはならない。 そして裏の趣味が……休日に一日中エロゲをする事だ!なんてったて女の子たちが可愛いんだよー!可愛い女の子たちとあんなことや、こんなことが出来るんだからやめらんねぇぜ! 会社がないことが分かると、俺はすぐに起き上がり、パジャマに着替え愛用しているゲーミングPCに向き合った。
「今日も可愛い女の子に、出会えますように!」
俺は神に祈るように手をたたき、ゲームの起動ボタンを押した。
今回プレイするのは、LOVE or LIKE である。最近のエロゲの中ではかなり上位に食い込むほどのストーリー構成。そしていくつもある分岐ルート。全てを制覇するのに半月はかかるだろう。それにこのゲームの醍醐味はスマホアプリと連動しており、本当に彼女がいるかのように楽しめる部分にあると見ている。 設定としては、主人公プレイヤーを中心に動き出す学園青春ストーリー。登場するキャラは、黒髪清楚で幼なじみの「杖長四葉」。ツンデレのギャルで同じクラスの「島崎ハルネ」。クラスの委員長で少し厳しい「鈴宮蘭」の3人であり、3人とも一応主人公のことが好きらしい。 かなりありきたりな設定だが、ストーリーがしっかりとしているためゲームを進めやすい。 と、ここである事態が起きる。なかなかゲームが起動されない。 いつも出てくるローディングのマークが出てないし、それにキャラの「ちょっと待ってね」というボイスも聞こえない。
「あれ?なんだこれ?メンテナンスか?」
俺が少し画面に顔を近づけてみると、なにやら聞いたことのある声が聞こえてくるそれもだんだんと近づいてきているかのような響きで。
「ん?…………。」
「ちょっと‼︎そこどいてどいて‼︎」
「は?どいてってなんでどかなきゃ──」
「うわーーーーーーー‼︎はーーやーーくー−どけーー‼︎」
俺はその言葉を聞いた後、「ゴンッ」という音と共に衝撃波を感じ、目の前が真っ暗になりそのまま倒れてしまった。
その時は、PCから人が出てきたことなんてわかるはずもなかった。
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