普通の男子高校生である桐嶋綾乃(きりしまあやの)は、いつも通りの日常を送っていた。 ある日、目が覚めるとなぜか美少女が俺のベッドの上にいた。 一瞬夢かなと思ったのだが......違うらしい。 これは、他の男子共に行言ったらさぞ羨ましがられるだろうなぁ......。
「見てよこの寝顔。面白くない?」
「あははっ、おもしろーい!」
誰かの話し声がきこえる
しかも俺の近くで。
眠りについたと思ったらすぐ目が覚めてしまった。
「ん......?」
少し目を開けて確認しようと思い目を開けるとそこには......。
「ねぇ見てよ、起こしちゃったみたい......」
「あっほんとだー」
「............は?」
目を開けるとそこには、二人の美少女がいた。
「え、ええと......どういう事だ......」
俺は夢かなと思い自分の顔を抓ってみるも普通に痛かった。
ということは......これは現実なのか?
「あ、あの......どうか私たちのことは誰にも言わないでくださいね?」
「え、えっ?あ、ええと......君たちは?」
突然のことで俺は頭が混乱していた。寝起きと言う事もあるのかも。
「私の名前は氷空そら。そしてこっちは愛梨あいりです」
穏やかにそう言う氷空。そして、なぜか俺の事をジト目で見る愛梨。
「お、おう......俺は綾乃。それで、君たちはなんで俺の部屋に?」
「それがよく分からないんです。どうして私たちはこの世界に来たのかとか、なぜ私たちは綾乃さんの部屋にいるのか......と、とにかく、私たちの事は絶対、他の人には言わないようにしてください」
氷空はじっと俺の目を見てそう言う。
「あ、うん......いいけどさ。と、とりあえず、俺はもう寝るから......」
明日は学校があるため、俺は氷空との話はここらへんにして再び眠りについた。
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主人公の松本梓〈高校1年〉は出来たばかりの演劇部に所属しており主役をこなしていたため常に生徒からの憧れ的な存在だった。 そんなさいたま学院で毎月自主公演を行うたびにファンクラブができるほどのスター的な存在だ。 だがそんな彼女にも大きな悩みがあった。それは過去に壮絶ないじめを受けて男性に触ることもできない恐怖症と同性愛だ。過去のトラウマから誰にも相談できずに一人で悩み苦しんでいた そんな梓の事を独占しようとするさいたま学院の生徒会長、城ケ崎茜〈高校2年〉に目を付けられ、禁断の関係を求められる。 しかし茜の父親は大手銀行の社長で学院に多額の融資をしており、更に梓の父親は銀行の営業部長でもある。弱みを握られている梓は茜には逆らえず、演劇部の活動の為にいつも気持ちを殺して〈偽りの愛〉を受け入れていた。 そんな中、10月に行われる全国高等学校演劇大会の地区予選の案内が発表された。 かつて梓が小学4年の時にいじめ問題を解決するために奮闘した、小学校時代の恩師でもあり、恋心を抱いていた青井春香先生はさいたま学院演劇部のエースで全国制覇を有望視されていたほどだった。 梓が所属するさいたま学院演劇部は1年前に設立された部だが、かつて全国大会に出場するほどの強豪校だった。だがある一人の部員が起こしてしまった傷害事件のせいで全国大会辞退を迫られた過去がある。 更によき理解者の春香先生は梓をイジメていた生徒へ手をあげてしまったせいでPTAや学校から精神的に追い込まれて自殺をしてしまった。 遂に地区大会へ始動しようと動き出す弱小演劇部だったが肝心の脚本を書く人材がいなかった。 そんなある日、同じクラスに春香先生に似ている女子生徒でラノベコンテストの新人賞を受賞した妹の〈青井美咲〉が転校をしてきたため運命的な出会いを果たす事が出来、皆が全国大会出場を目標に動き出そうとした時に茜率いる生徒会による陰謀が動き出したのだった。
言葉の魔法が紡ぐ、優しめ日常ファンタジー フィズは、お布団が恋人だと自称するほど、ダラダラするのが好きな女の子。だが、兄が来た日は例外だ。容赦なく魔法の特訓をさせられるからである。 誕生日の朝(昼過ぎ)、いつものように二度寝していると、なんとその兄の友達の男が訪ねてきた。 そのまま「魔法使いになれ」「この人は師匠です」と言われ、逃げたものの、男に乗せられて魔法を習うことに! おまけに、そのお師匠さまと二人暮らしすることになってしまった! 厳しい特訓が待っていたらどうしようかと思えば、お師匠さまの男はとても優しい人で── この話は、ぐうたらだけど、とっても優しい女の子が、魔法を頑張ったり、魔物と戦ったり、 周りのちょっとしたすれ違いを救ったりする 優しめ日常ファンタジーです。 ※なろうとノベプラ、カクヨムにも掲載しています
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